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骨盤が痛い原因は?腰や股関節との違い・考えられる病気と対処法を解説
① 骨盤が痛いのはなぜ?まずは痛む場所と症状を確認
骨盤が痛いとはどのあたりの痛みを指す?
「骨盤が痛い」といっても、腰に近い部分なのか、お尻なのか、足の付け根なのかで感じ方は変わります。骨盤の周囲には仙腸関節や股関節、筋肉などがあり、さらに骨盤内には膀胱や腸、女性では子宮などもあります。そのため、痛みを感じる場所だけで原因を判断するのは難しいと言われています。まずは「一番痛いところはどこか」を確認してみましょう。
骨盤の前・横・後ろなど痛む場所によって原因が異なる場合がある
「骨盤の横が痛い」「お尻側がズキズキする」など、場所によって気になる原因も変わってきます。たとえば、骨盤の後ろ側では仙腸関節が関係する場合があり、腰やお尻、足の付け根などに痛みが広がることもあると言われています。一方、前側の痛みでは股関節や骨盤内の状態が関係しているケースもあります。
座る・立つ・歩く・寝るなど動作によって痛みが変わるか確認する
「座っていると痛いけど、歩くと少し楽」「立ち上がる瞬間に痛む」など、動作によって症状が変化することもあります。仙腸関節の痛みでは、長時間座れない、動き始めに痛む、痛む側を下にして寝づらいといった症状がみられる場合があると言われています。いつ、どんな動作で痛むのかをメモしておくと、症状を伝えるときにも役立ちます。
片側だけ痛い場合は左右差や周辺の筋肉・関節の状態を確認する
「右だけ痛い」「左のお尻だけ気になる」というように、片側に症状が出ることもあります。仙腸関節に関係する痛みでは、左右どちらか一方に症状が現れる場合もあるとされています。ただし、片側だけ痛むからといって原因を一つに絞ることはできません。普段の姿勢や体の使い方、股関節など周辺の状態も含めて考える必要があります。
骨盤の痛みだけでなく腰・股関節・お尻・足の症状も確認する
「骨盤だけが痛いと思っていたら、足の付け根も痛かった」ということもあります。骨盤周辺の痛みは、腰やお尻、股関節、太ももなどへ広がる場合があり、しびれを伴うケースもあると言われています。さらに、転倒後の強い痛みや歩けないほどの痛み、足のしびれなどがある場合は、早めに医療機関へ相談することがすすめられています。
引用元:メディカルノート「骨盤が痛い:医師が考える原因と対処法」 参考記事
引用元:メディカルノート「仙腸関節障害」 参考記事
引用元:日本整形外科学会「股関節の症状一覧」 参考記事
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② 骨盤が痛いときに考えられる主な原因|筋肉・関節・姿勢や病気
「骨盤が痛いんですが、何が原因なんでしょう?」と気になる方もいるでしょう。骨盤周辺の痛みは、筋肉や関節だけでなく、腰椎や股関節、骨盤内の臓器など、さまざまな原因が関係すると言われています。まずは普段の姿勢や体の使い方を振り返ってみましょう。
長時間の座り姿勢や立ち姿勢によって腰や骨盤周辺に負担がかかる
デスクワークなどで長時間座っていたり、仕事で立ちっぱなしだったりすると、「腰から骨盤のあたりが重い」「夕方になると痛みが気になる」と感じることがあります。同じ姿勢を続けることで、腰や骨盤周辺の筋肉などに負担がかかる場合があるためです。まずは、ときどき姿勢を変えたり、無理のない範囲で体を動かしたりしてみましょう。
片足に体重をかける・足を組むなど姿勢や体の使い方が影響することがある
立っているときにいつも片足へ体重をかける、座るとすぐ足を組むなど、日頃のクセが気になる方もいるかもしれません。こうした体の使い方によって、左右にかかる負担が偏ることがあります。「特に思い当たる原因がないのに骨盤が痛い」という場合は、普段の姿勢を一度見直してみるのも一つです。
仙腸関節など骨盤周辺の関節が痛みに関係する場合がある
骨盤の後ろ側には、仙骨と左右の腸骨をつなぐ仙腸関節があります。この周辺に痛みが生じると、お尻や腰、足の付け根などに痛みを感じる場合があると言われています。座っているときや動き始めに痛みが気になるケースもあるため、痛む場所や動作との関係を確認しておくとよいでしょう。
腰椎や股関節の病気・障害によって骨盤周辺に痛みを感じる場合がある
「骨盤が痛い」と感じていても、実際には腰椎や股関節など、周辺の部位が関係していることがあります。たとえば腰椎の病気では、お尻や太ももに痛みが出る場合があり、股関節の病気では足の付け根や骨盤付近に痛みを感じることがあります。痛みの場所だけで原因を決めつけないことが大切です。
婦人科・泌尿器科・消化器系など骨盤周辺の病気が関係する場合もある
骨盤の内側には、腸や膀胱などの臓器があり、女性では子宮や卵巣などもあります。そのため、骨盤が痛いからといって、必ずしも筋肉や関節だけが原因とは限りません。腰や骨盤の痛みに腹痛、排尿時の違和感、月経に関連した症状などが重なっている場合は、整形外科だけでなく、症状に応じた診療科で確認することも考えられます。
「姿勢が悪いだけかな」と自己判断したくなるところですが、骨盤周辺の痛みにはさまざまな原因があると言われています。痛みが長く続く、強くなっている、日常生活に支障があるなどの場合は、無理に我慢せず医療機関で相談しましょう。
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③ 骨盤が痛いときの対処法|痛みを悪化させないためにできること
「骨盤が痛いけれど、ストレッチしても大丈夫?」と迷うことがありますよね。骨盤周辺の痛みは原因によって対処法が異なるため、まずは痛みの程度や動いたときの変化を確認することが大切と言われています。無理に動かすより、今の状態に合わせてできることから始めましょう。
痛みが強いときは無理にストレッチや運動をしない
ズキズキするような強い痛みがあるときや、動かすことで痛みが明らかに増す場合は、「体をほぐさなきゃ」と無理にストレッチをするのは避けたほうがよいと言われています。まずは痛みが強くなる動作を控え、楽な姿勢で休むことを優先しましょう。特に転倒などのあとに強い痛みが出た場合は、自己判断で運動を続けないことが大切です。
長時間同じ姿勢を避けてこまめに体を動かす
「座りっぱなしだと骨盤のあたりがつらくなる」という方は、同じ姿勢を長く続けないよう意識してみましょう。仕事や勉強の合間に立ち上がったり、姿勢を変えたりするだけでも構いません。痛みが強くない範囲で、日常的に体を動かす時間をつくることがポイントです。
痛みが落ち着いている場合は無理のない範囲でストレッチを取り入れる
痛みが落ち着いてきたら、腰や股関節まわりをゆっくり動かすストレッチを取り入れる方法もあります。ただし、「伸ばしたほうが効く」と考えて強く引っ張る必要はありません。気持ちよく動かせる範囲から始め、痛みやしびれが出る場合はいったん中止しましょう。
足を組む・片側に体重をかけるなど普段の姿勢を見直す
普段何気なくしている足組みや、立つときに片側へ体重をかけるクセも一度チェックしてみましょう。「いつも同じ側で立っているかも」と気づくだけでも、姿勢を見直すきっかけになります。座り方や立ち方を無理に矯正するのではなく、左右を入れ替えたり、同じ姿勢を長く続けないことから始めてみてください。
セルフケアをしても改善しない場合は医療機関へ相談する
「休んでも痛みが続く」「少しずつ悪化している」「しびれや力の入りづらさもある」といった場合は、セルフケアだけで様子をみないほうがよいと言われています。骨盤周辺の痛みには、腰椎や股関節などの運動器だけでなく、ほかの病気が関係することもあります。気になる症状が続くときは、整形外科などの医療機関で原因を確認しましょう。
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④ 骨盤が痛いときは何科?症状別の相談先と受診の目安
「骨盤が痛いけれど、何科に行けばいいの?」と迷う方も少なくありません。骨盤周辺の痛みは、筋肉や関節、腰椎などの運動器が関係する場合もあれば、婦人科や泌尿器科など別の診療科が関係することもあると言われています。痛みと一緒に出ている症状を確認しながら、相談先を考えてみましょう。
骨盤周辺の痛みが続く場合はまず整形外科へ相談する
「動くと骨盤や腰、お尻が痛い」「痛みが何日も続いている」という場合は、まず整形外科で相談する方法があります。整形外科では、骨盤や腰椎、股関節、筋肉、神経など運動器の状態を確認するとされています。痛む場所だけで原因を決めつけず、いつから痛いのか、どんな動作で痛むのかも伝えるとよいでしょう。
生理痛・不正出血・下腹部痛などを伴う場合は婦人科へ相談する
「骨盤の痛みに加えて、生理痛がいつもより強い」「不正出血や下腹部痛もある」といった場合は、婦人科への相談も考えられます。骨盤の内側には子宮などの臓器があり、婦人科系の病気が骨盤周辺の痛みとして現れる場合があると言われています。痛みと月経周期との関係も、相談時に伝えておくと参考になります。
排尿時の痛みや血尿などを伴う場合は泌尿器科へ相談する
「排尿すると痛い」「血尿がある」「脇腹から下腹部にかけても痛む」といった症状が重なっているなら、泌尿器科で相談するケースもあります。腰や骨盤周辺の痛みには、尿路結石など泌尿器の病気が関係する場合もあるとされています。痛みの場所だけでは判断しづらいため、排尿に関する症状もあわせて伝えましょう。
原因がわからず何科に行けばいいか迷う場合は内科へ相談する
「骨盤が痛いだけで、ほかに何の症状があるのかわからない」というときは、まず内科などで相談する方法もあります。痛みの経過や一緒に出ている症状を確認してもらい、必要に応じて適した診療科につないでもらえる場合があります。何科なのか迷ったまま我慢し続けるより、相談してみることも選択肢です。
強い痛み・歩けない・しびれなどがある場合は早めに医療機関へ相談する
「痛くて歩けない」「足がしびれる」「足に力が入りにくい」といった症状がある場合は、早めに医療機関へ相談することが大切と言われています。特に転倒などをきっかけに強い痛みが出た場合や、痛みが徐々に悪化している場合も注意が必要です。骨盤の痛みを長く我慢せず、症状に応じた医療機関で原因を確認しましょう。
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⑤ 骨盤が痛いときによくある質問|病院へ行く目安も解説
骨盤が痛いのは骨盤の歪みが原因ですか?
「骨盤が痛いから、歪んでいるのかな?」と考える方もいるでしょう。ただ、骨盤周辺の痛みには筋肉や関節、腰椎、股関節など、さまざまな原因があると言われています。足を組む、片側に体重をかけるなどのクセが関係する場合もありますが、それだけで痛みの原因を判断することはできません。痛みが続くなら、まず原因を確認することが大切です。
骨盤が痛いときはストレッチをしても大丈夫ですか?
「少し伸ばせば楽になるかも」と思うこともありますよね。痛みが強くなく、動かしても症状が悪化しない場合には、無理のない範囲でストレッチを取り入れる方法があります。一方、ストレッチをすると痛みが強くなる、しびれが出るといった場合は中止しましょう。仙腸関節の痛みに対しても、状態に応じてストレッチなどが行われることがあるとされています。
骨盤の右側・左側だけが痛いのはなぜですか?
「右だけ」「左だけ」と片側に痛みがあると、不安になりますよね。片側の痛みは、仙腸関節や股関節、周囲の筋肉などが関係する場合があります。仙腸関節の痛みは片側のお尻や腰などに出ることもあると言われています。ただし、痛む側だけで原因を決めることは難しいため、痛みが出る動作や期間も確認してみましょう。
歩くと骨盤が痛い場合は何が原因ですか?
「座っているときは平気なのに、歩くと骨盤が痛い」という場合、股関節や仙腸関節、腰椎など運動器の状態が関係している可能性があります。歩くことで痛みが強くなるケースでは、どのくらい歩くと痛むのか、休むとどう変化するのかもポイントです。歩行が難しいほど痛む場合は、早めに医療機関へ相談することがすすめられています。
骨盤が痛くて寝られない場合は医療機関へ行ったほうがいいですか?
夜も眠れないほど痛みが強いなら、「そのうち改善するだろう」と長く様子をみないほうがよい場合があります。特に急に強い痛みが出た、転倒後から痛む、歩くことが難しい、足のしびれがあるなどの場合は、早めの確認が必要と言われています。痛みの強さや経過に不安があれば、医療機関で相談しましょう。
骨盤が痛いときは整形外科と婦人科のどちらに行けばいいですか?
「腰やお尻を動かすと痛い」という場合は、骨・関節・筋肉・神経などを扱う整形外科が相談先の一つです。一方、生理痛の悪化、不正出血、下腹部痛などを伴う場合は、婦人科への相談が考えられます。骨盤の痛みは原因によって相談先が変わるため、「どこが痛いか」だけでなく、一緒に出ている症状も伝えるようにしましょう。
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