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鎖骨が痛い原因は?痛む場所・症状別に考えられる病気と受診の目安を解説
鎖骨が痛いのはなぜ?考えられる主な原因
肩や首周辺の筋肉・腱に負担がかかっている
「鎖骨が痛いけれど、ぶつけた覚えはない」という場合、肩や首まわりの筋肉に負担がかかっている可能性があります。とくにデスクワークやスマートフォンの使用などで前かがみの姿勢が続くと、首や肩周辺の筋肉が緊張し、鎖骨付近に痛みや違和感を覚えることがあると言われています。
「最近、パソコンに向かう時間が長かった」という人は、姿勢を振り返ってみてもよいでしょう。筋肉の緊張だけでなく、筋膜や関節など別の部分が関係しているケースもあるため、痛みだけで原因を決めつけるのは避けたいところです。 (症状検索エンジン「ユビー」 by Ubie)
肩鎖関節の炎症や肩関節のトラブルが原因になることがある
鎖骨の外側、肩に近い部分が痛むときは、鎖骨と肩甲骨をつないでいる肩鎖関節に問題が起きている場合もあります。肩鎖関節の炎症や変形性関節症、外傷による肩鎖関節脱臼などが痛みにつながることがあると言われています。
「腕を動かすと鎖骨の端が痛い」と感じるなら、肩との関係も考えておくとよいでしょう。肩鎖関節周辺の痛みは、腕を胸の前へ動かすような動作で強くなることもあるため、痛みが出る動きを無理に繰り返さないことが大切です。 (敬粛会)
転倒や衝突などの外傷によって鎖骨を痛めている
転倒して肩を強く打った、スポーツ中に衝突したなど、鎖骨に大きな力が加わった後から痛みが出ているなら、鎖骨骨折も可能性の一つとして考えられます。鎖骨骨折では、痛みだけでなく腫れや皮下出血がみられたり、肩や腕を動かすと痛みが強くなったりすることがあると言われています。 (メディカルノート)
「少し痛いだけだから大丈夫」と自己判断せず、外傷後から痛みが続いている場合は注意しましょう。とくに強い痛みや腫れ、腕を動かしづらいといった症状がある場合は、早めに整形外科などで確認してもらうことがすすめられます。
胸郭出口症候群など神経や血管の圧迫が関係する場合もある
鎖骨周辺の痛みに加えて、腕や手のしびれ、だるさ、握力の低下などがある場合には、神経や血管の圧迫が関係していることもあります。その一つが胸郭出口症候群です。
胸郭出口症候群では、首から腕へ向かう神経や血管が圧迫され、肩や腕の痛み、手のしびれなどが生じることがあると言われています。特に腕を上げたときに症状が強くなるケースもあるため、「髪を洗うときや高い場所の物を取るときに痛い」といった場合は、一度確認してみてもよいでしょう。 (日本整形外科学会)
鎖骨周辺の痛みにはさまざまな原因があるため自己判断しない
鎖骨が痛いからといって、必ずしも鎖骨そのものに原因があるとは限りません。筋肉や関節、神経、血管、外傷など、いくつかの原因が考えられます。
「寝違えたような痛みかな」「肩こりのせいだろう」と思っていても、痛みが長引いたり、腫れやしびれを伴ったりするなら注意が必要です。まずは痛みが出たきっかけや場所、どのような動作で強くなるのかを整理してみましょう。そのうえで改善しない場合は、整形外科などへの来院を検討することが大切と言われています。
引用元: からだ接骨院王子公園院「胸郭出口症候群」
引用元: 日本整形外科学会「胸郭出口症候群」
引用元: メディカルノート「鎖骨骨折」
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鎖骨が痛いときの症状別の原因|右・左・下・鎖骨の奥が痛む場合
鎖骨の上が痛い場合は首や神経周辺の問題が関係することがある
「鎖骨の上あたりが痛いけど、骨をぶつけた覚えはない」という場合、首まわりの筋肉や神経が関係していることがあります。特に、鎖骨の上から首にかけて痛みや違和感があり、腕や手のしびれも伴うときは、胸郭出口症候群なども原因の一つとして考えられると言われています。(日本整形外科学会)
鎖骨の下が痛い場合は筋肉や神経、胸部の病気なども考えられる
鎖骨の下には筋肉や神経、血管などが通っているため、痛みの原因も一つとは限りません。肩や胸まわりの筋肉に負担がかかっているケースもあれば、神経や血管が圧迫されて症状が出ていることもあるようです。「動かしたときだけ痛いのか」「じっとしていても痛いのか」など、症状の出方を確認してみましょう。胸痛や息苦しさを伴う場合は、鎖骨だけの問題と決めつけないことも大切です。(症状検索エンジン「ユビー」 by Ubie)
鎖骨の奥が痛い場合は胸郭出口症候群などが原因になることがある
「表面ではなく、鎖骨の奥がズーンと痛む」と感じる場合もあります。このような痛みでは、胸郭出口症候群や筋膜の炎症、関節の問題などが関係することがあると言われています。胸郭出口症候群では、腕を上げたときに痛みやしびれが強くなったり、手に力が入りにくくなったりすることもあります。(日本整形外科学会)
片側の鎖骨だけが痛い場合は外傷や肩鎖関節などの状態を確認する
右だけ、あるいは左だけ鎖骨が痛むと、「左右差があるけれど大丈夫?」と気になるかもしれません。片側の痛みだけで原因を特定することはできませんが、転倒やスポーツ中の衝突など、片側の肩に強い力が加わった後なら、鎖骨骨折や肩鎖関節の損傷なども考えられます。肩鎖関節のトラブルでは、関節部分を押したときや肩を動かしたときに痛みが出ることがあると言われています。(日本整形外傷学会)
鎖骨を押すと痛い・腫れている場合は外傷や炎症などに注意する
「鎖骨を押すとピンポイントで痛い」「少し腫れている」という場合は、外傷や関節・周辺組織の炎症などが関係している可能性があります。特に転倒や衝突のあとから痛みや腫れが出ているなら、鎖骨骨折なども考える必要があります。骨折では、腫れや変形がみられたり、肩や腕を動かすことで痛みが強くなったりすることがあるためです。(日本整形外傷学会)
一方で、痛む場所だけから原因を判断するのは難しいものです。「右だからこの病気」「鎖骨の下だから筋肉」と決めつけず、痛みが出たきっかけや、しびれ・腫れ・呼吸のしづらさなど、ほかの症状も合わせて考えることが大切と言われています。
引用元: 日本整形外科学会「胸郭出口症候群」 (日本整形外科学会)
引用元: 日本整形外傷学会「鎖骨骨折」 (日本整形外傷学会)
引用元: 日本整形外傷学会「肩鎖関節脱臼」 (日本整形外傷学会)
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動くと鎖骨が痛いときに考えられる原因|腕を上げる・呼吸など
腕を上げると鎖骨が痛い場合は肩周辺のトラブルが考えられる
「腕を上げたときだけ鎖骨が痛いんです」と感じる場合、肩関節や肩周辺の筋肉などに負担がかかっている可能性があります。肩周辺には複数の筋肉や腱、関節があるため、痛む場所だけで原因を決めることはできません。また、腕を上げる動作で痛みやしびれが強くなる場合には、胸郭出口症候群などが関係しているケースもあると言われています。(日本整形外科学会)
肩を動かしたときに鎖骨が痛む場合は肩鎖関節などを確認する
「服を着替えるときや、腕を動かしたときに鎖骨が痛い」という場合は、肩と鎖骨をつないでいる肩鎖関節などの状態も確認したいところです。特に肩に近い鎖骨の端が痛む、特定の動作で痛みが強くなるといった場合には、肩周辺の関節や腱などが関係していることも考えられます。無理に腕を動かして痛みを確かめる必要はありません。
息を吸うと鎖骨が痛い場合は胸部の病気が関係していることもある
「深く息を吸ったら鎖骨のあたりがズキッとする」という場合は、筋肉や骨などの問題だけでなく、肺や胸膜など胸部の状態が関係していることもあります。息を吸うと胸の痛みが強くなる症状は、筋肉や肋骨周辺の異常だけでなく、胸膜炎や気胸などでもみられると言われています。(症状検索エンジン「ユビー」 by Ubie)
特に、鎖骨の痛みに加えて「息苦しい」「突然強く痛み始めた」といった症状があるときは、様子を見続けないことが大切です。(症状検索エンジン「ユビー」 by Ubie)
鎖骨に一瞬ピキッと痛みが出る場合は筋肉や神経などが原因になることがある
「動いた瞬間に鎖骨がピキッと痛んだけれど、すぐにおさまった」というケースもあります。このような一時的な痛みだけで原因を特定することは難しく、筋肉や神経、関節など複数の可能性が考えられます。
一瞬の痛みだからといって必ず問題があるわけではありませんが、何度も同じ場所が痛む、痛みが徐々に強くなるといった変化があれば注意しましょう。痛みが出た動作を無理に繰り返さず、しばらく様子を見ることも一つの方法と言われています。
しびれや腕の力が入りにくい症状を伴う場合は早めに相談する
「鎖骨が痛いだけじゃなく、手がしびれる」「腕に力が入りづらい」といった症状がある場合は、筋肉の疲れだけとは限りません。胸郭出口症候群では、腕や手のしびれ、痛み、握力の低下などがみられることがあり、特に腕を上げる動作で症状が出やすいと言われています。(日本整形外科学会)
「ちょっとしびれるだけ」と放置せず、症状が続く場合や日常生活に支障が出ている場合は、整形外科などで相談することをおすすめします。鎖骨の痛みは、動かし方や痛むタイミングによって考えられる原因が変わるため、症状をまとめて伝えると状況を確認しやすくなるでしょう。
引用元: 日本整形外科学会「胸郭出口症候群」
引用元: ユビー「鎖骨の奥が痛い場合、どんな病気が考えられますか?」
引用元: ユビー「息を吸うと胸が痛いとき、原因となる病気には何がありますか?」
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鎖骨が痛いときの対処法|痛みを悪化させないためにできること
痛みが強いときは無理に肩や腕を動かさない
「鎖骨が痛いけれど、動かしたほうがほぐれるのでは?」と考えることもあるかもしれません。しかし、痛みが強い状態で無理に肩や腕を動かすのは避けたほうがよいと言われています。特に、痛みが急に出た場合や外傷後の場合は、まず痛みが出る動作を控えることが大切です。国立国際医療センターでも、外傷による痛みでは十分な安静が必要になる場合があるとされています。(国立国際医療センター)
外傷後に痛みが出た場合は患部に負担をかけない
「転んで肩を打ってから鎖骨が痛い」という場合は、単なる筋肉の負担とは限りません。鎖骨骨折では、痛みや腫れ、皮下出血のほか、肩や腕を動かすと痛みが強くなることがあると言われています。(日本整形外傷学会)
また、肩を外側から強くぶつけた後には、肩鎖関節の損傷が起こるケースもあります。(日本整形外傷学会)
「少しなら動かしても大丈夫」と自己判断せず、外傷後の強い痛みや腫れがあるときは整形外科などへの来院を検討しましょう。
痛みがある状態で強いマッサージやストレッチを行わない
鎖骨が痛いと、「肩が凝っているのかな」と考えて、マッサージやストレッチをしたくなるものです。ただし、痛みの原因がわからない段階で、患部を強く押したり無理に伸ばしたりするのはおすすめできません。特に外傷後や腫れを伴う場合は、骨折や関節の損傷なども考える必要があります。胸郭出口症候群でも、症状を悪化させる腕を上げた姿勢や重量物を避けることがすすめられています。(日本整形外科学会)
痛みが続く場合は自己判断で様子を見続けない
「そのうち改善するだろう」と思っていても、痛みが長く続く場合は注意が必要です。鎖骨周辺には骨や関節だけでなく、神経や血管も通っています。たとえば胸郭出口症候群では、肩や腕の痛みに加えて、手のしびれや握力低下などがみられることがあると言われています。(日本整形外科学会)
痛みがなかなか軽くならない、範囲が広がってきた、腕や手にしびれが出てきたというときは、無理にセルフケアを続けないほうがよいでしょう。
痛みのきっかけや場所、動作との関係を記録しておく
「いつから痛いのか」「どこが痛むのか」「腕を上げると痛いのか」「押すと痛むのか」などをメモしておくと、症状を伝えるときにも役立ちます。たとえば、転倒後から痛みが出たのか、特にきっかけがなく徐々に痛くなったのかでは、考えられる原因も変わってきます。
鎖骨の痛みは、筋肉の負担から外傷、肩鎖関節、神経や血管の圧迫まで原因がさまざまです。「肩こりだろう」と決めつけず、症状の変化を確認しながら対応することが大切と言われています。
引用元: 国立国際医療センター「よくある質問」 (国立国際医療センター)
引用元: 日本整形外傷学会「鎖骨骨折」 (日本整形外傷学会)
引用元: 日本整形外科学会「胸郭出口症候群」 (日本整形外科学会)
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鎖骨が痛いときは何科?受診の目安と注意したい症状
鎖骨の痛みが続く場合は整形外科に相談する
「鎖骨が痛いけれど、何科に行けばいいの?」と迷う人もいるでしょう。鎖骨周辺の痛みが続いている場合は、まず整形外科への相談が選択肢になります。筋肉や関節の負担だけでなく、鎖骨骨折や肩鎖関節のトラブル、神経の圧迫など、整形外科で確認できる原因がいくつかあるためです。特に、痛みがなかなか軽くならない、腕や肩を動かすと痛みが強くなるといった場合は、自己判断だけで様子を見続けないほうがよいと言われています。
転倒や衝突後に強い痛みや腫れがある場合は早めに来院する
「転んで肩を打ってから鎖骨が痛い」という場合は注意が必要です。鎖骨骨折では、骨折した部分の痛みや腫れ、皮下出血などがみられ、肩や腕を動かすことで痛みが強くなることがあると言われています。「少し動かせるから骨折ではない」とは限らないため、外傷後に強い痛みや腫れが出ているなら、早めに整形外科で状態を確認してもらうとよいでしょう。
腕を動かせない・強い痛みがある場合は無理をしない
鎖骨が強く痛み、「腕を動かすのもつらい」という状態なら、無理に動かして確認しようとするのは避けたいところです。特に外傷後から急に痛くなった場合は、鎖骨骨折なども考えられます。痛みを我慢して腕を使い続けるのではなく、できるだけ負担を減らし、必要に応じて医療機関へ相談しましょう。
鎖骨の痛みにしこり・腫れ・発熱などを伴う場合は医療機関に相談する
「鎖骨が痛いだけだと思っていたら、腫れてきた」「触るとしこりのようなものがある」といった変化がある場合も、自己判断で放置しないことが大切です。鎖骨周辺の腫れには、外傷や炎症などさまざまな原因が考えられます。発熱など全身の症状を伴っている場合も含め、痛み以外の変化があるときは医療機関に相談することをおすすめします。
鎖骨の痛みに胸痛や息苦しさを伴う場合は早急な対応が必要になることがある
「鎖骨が痛いだけではなく、胸も苦しい」「息を吸うと痛みが強くなる」という場合は、鎖骨周辺の筋肉や関節だけが原因とは限りません。胸部の病気などが関係している可能性もあるため、特に突然の強い胸痛や息苦しさを伴う場合は注意が必要です。症状が強いときは、通常の鎖骨の痛みとして様子を見続けず、早急に医療機関へ相談することが大切と言われています。
鎖骨の痛みは、筋肉や関節の負担から外傷、神経の圧迫まで原因がさまざまです。「これくらいなら大丈夫」と決めつけず、痛みのきっかけや強さ、腫れやしびれなどの症状も合わせて確認しておきましょう。
鎖骨骨折では「痛み・腫れ・皮下出血」や「肩・腕を動かすと痛みが強くなる」ことがあると、日本整形外傷学会が説明しています。 また、胸郭出口症候群では上肢の痛みやしびれ、握力低下などがみられることがあるため、こうした症状を伴う場合は整形外科への相談が考えられます。
引用元: 日本整形外傷学会「鎖骨骨折」 参考記事
引用元: 日本整形外科学会「胸郭出口症候群」 参考記事
引用元: 日本整形外科学会「しびれ(上肢のしびれ)」 参考記事
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