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オスグットとは?症状・原因・成長痛との違い・治し方・予防法を解説

2026/10/17
院からのお知らせ,メディア掲載実績,その他

  1. オスグットとは?成長期に起こりやすい膝のスポーツ障害
  2. オスグットの主な症状|膝の下の痛みや骨の出っ張りに注意
  3. オスグットになる原因|なぜ成長期の子どもに多い?
  4. オスグットの治し方・対処法|運動は休んだほうがいい?
  5. オスグットは何科?受診の目安と予防方法

① オスグットとは?成長期に起こりやすい膝のスポーツ障害

オスグッド病(膝の成長痛)13歳男性 | 天寿堂整骨院・天寿堂鍼灸マッサージ院

オスグットの正式名称は「オスグッド・シュラッター病」

「子どもが部活動のあとに膝が痛いと言っているけれど、これって成長痛?」と気になることはありませんか。成長期の子どもに起こる膝の痛みの一つに、オスグットがあります。正式には「オスグッド・シュラッター病」と呼ばれ、特にスポーツをしている成長期の子どもにみられることがある症状です。

オスグットは膝のお皿の下にある「脛骨粗面」に痛みが出る

オスグットでは、膝のお皿の下にある「脛骨粗面(けいこつそめん)」と呼ばれる部分に痛みや腫れが生じることがあります。膝を曲げ伸ばししたときや、走る・ジャンプするといった動作で痛みを感じるケースもあるようです。また、膝の下が徐々に出っ張ってきたことで気づく場合もあります。「運動したときだけ膝の下が痛い」という場合も、気になる症状として覚えておくとよいでしょう。

オスグットは成長期のスポーツをする子どもに多い

では、なぜ成長期の子どもに起こりやすいのでしょうか。成長期は骨や筋肉などが変化する時期で、そこにサッカーやバスケットボール、バレーボールなど、走る・跳ぶ・蹴る動作を繰り返すスポーツによる負担が加わることがあります。特に膝を何度も曲げ伸ばしする運動では、太ももの前側の筋肉から膝下に繰り返し力が加わるため、オスグットにつながることがあると考えられています。

オスグットは「成長痛」とは異なる

「成長期だから、そのうち自然に落ち着くのでは?」と思うかもしれません。しかし、オスグットと一般的にいわれる成長痛は同じものではありません。参考記事では、成長痛は一時的な痛みとして説明される一方、オスグットでは膝下の腫れや骨の出っ張りなどがみられることがあるとされています。

そのため、膝の下が痛い、腫れている、運動するたびに痛みが出るといった症状があるなら、「成長痛だろう」と決めつけず、無理をしないことが大切です。痛みが続く場合や運動に支障がある場合は、整形外科などの医療機関で相談すると安心でしょう。

引用元:からだ接骨院王子公園院「オスグッドとは?痛みを原因から改善」

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② オスグットの主な症状|膝の下の痛みや骨の出っ張りに注意

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膝のお皿の下が運動すると痛む

「部活のあとになると、膝のお皿の下が痛い」と感じる場合、オスグットの症状の一つかもしれません。オスグットでは、膝のお皿の下にある脛骨粗面に痛みが出ることがあり、特に走る・跳ぶなど、膝に負担がかかる動作で痛みを感じやすいと言われています。

膝の下の骨が出っ張ったり腫れたりする

痛みだけでなく、「膝の下が少しポコッと出てきた」と気づくケースもあります。脛骨粗面に腫れや圧痛がみられたり、骨の突出が目立ったりすることがあるようです。「ぶつけた覚えはないのに、膝の下を押すと痛い」というときは、運動量なども含めて様子を確認してみましょう。

膝を曲げる・しゃがむ・正座すると痛みが強くなる

「走っているときだけじゃなく、しゃがむと痛い」「正座がつらい」ということもあります。膝の曲げ伸ばしや、階段の昇り降り、しゃがむ動作などで膝下の痛みが強くなる場合があると言われています。普段の生活でも痛みを感じるようなら、単なる筋肉痛と考えず、無理をしないことが大切です。

走る・ジャンプする・ボールを蹴る動作で痛みやすい

オスグットは、サッカーやバスケットボールなど、ダッシュやジャンプ、キックを繰り返すスポーツをしている子どもにみられやすいとされています。たとえば「練習中は気になる程度だけど、終わったあとに痛みが強くなる」ということもあるでしょう。膝を使う動作を繰り返すことで、膝下に負担がかかりやすくなると考えられています。

痛みを我慢して運動を続けると症状が悪化することがある

「試合があるから、少しくらい痛くても大丈夫」と無理をしてしまう子もいるかもしれません。しかし、痛みが続いている状態で運動を続けると、症状が悪化する可能性があると言われています。特に、痛みが徐々に強くなっている、運動後も痛みが残る、歩く・階段・正座などにも影響が出ている場合は注意が必要です。いったん運動量を見直し、必要に応じて医療機関へ相談しましょう。

引用元:
江戸川病院・メディカルプラザ江戸川「オスグッド・シュラッター病」
済生会「オスグッド・シュラッター病」
佐藤整形外科医院「オスグッド病」

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③ オスグットになる原因|なぜ成長期の子どもに多い?

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成長期の骨や軟骨に繰り返し負担がかかる

「どうしてオスグットは成長期に多いの?」と疑問に感じる方もいるでしょう。成長期は骨が大きく伸びていく一方で、骨やその周辺の組織が発育途中にあります。そこへスポーツによる繰り返しの負荷が加わると、膝の下にある脛骨粗面へ負担が集中しやすいと言われています。特に走る、跳ぶといった動作を何度も行うスポーツでは注意が必要です。

大腿四頭筋が膝下の骨を繰り返し引っ張る

オスグットを理解するうえで知っておきたいのが、太ももの前側にある**大腿四頭筋(だいたいしとうきん)**です。この筋肉は膝を伸ばす働きを持ち、膝のお皿を介して膝下の脛骨粗面につながっています。「ジャンプしたりボールを蹴ったりすると、なぜ膝の下に負担がかかるの?」という疑問も、この仕組みを知るとイメージしやすくなります。筋肉が強く収縮する動作を繰り返すことで、脛骨粗面に引っ張る力が加わりやすいと考えられています。

ダッシュやジャンプなど膝を使うスポーツが負担になる

「部活を始めてから膝が痛くなった」という場合、運動内容も確認してみましょう。サッカーやバスケットボール、バレーボールなどは、ダッシュやジャンプ、キックといった動作を繰り返します。こうした動きでは膝を伸ばす力が何度も働くため、成長途中の脛骨粗面に負荷がかかりやすいと言われています。

太ももの前側の柔軟性が低下している場合もある

「ストレッチをするとオスグットを防げるの?」と思うかもしれません。大腿四頭筋などの柔軟性が低下していると、膝周辺にかかる負担との関係が指摘されています。江戸川病院では、大腿四頭筋や下腿三頭筋の柔軟性低下などが発生要因の一つとして挙げられています。ただし、柔軟性だけが原因とは限らないため、ストレッチだけですべてを防げると考えるのは避けたほうがよいでしょう。

急激な成長だけが原因ではなく複数の要因が関係する

オスグットは「身長が急に伸びたから起こる」と単純に考えられるものではありません。成長期の骨の状態に加えて、大腿四頭筋の柔軟性や筋力、スポーツの種類、練習量、ダッシュやジャンプなどの繰り返し動作など、さまざまな要素が関係すると考えられています。「成長期だから仕方ない」と痛みを我慢するのではなく、運動量や体の状態にも目を向けることが大切でしょう。

引用元:
済生会「オスグッド・シュラッター病」
江戸川病院・メディカルプラザ江戸川「オスグッド・シュラッター病」
福岡整形外科病院「オスグッド・シュラッター病」

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④ オスグットの治し方・対処法|運動は休んだほうがいい?

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痛みが強いときは運動量を減らして膝への負担を抑える

「痛いけれど、部活を休みたくない」と思うこともあるでしょう。ただ、オスグットでは痛みの程度に合わせて運動量を調整することが大切と言われています。特にダッシュやジャンプ、キックなどで痛みが強くなる場合は、無理に続けず、原因となっている動作を一時的に控える方法が考えられます。(edogawa.or.jp)

痛みがある状態で無理にストレッチをしない

「オスグットなら、とにかくストレッチをすればいい?」という疑問もありますよね。大腿四頭筋などの柔軟性を保つことは予防やリハビリテーションの一部として挙げられていますが、痛みが強いときに無理に伸ばすのはおすすめできません。ストレッチをして痛みが増すようなら中止し、状態に合わせて専門家へ相談しましょう。(edogawa.or.jp)

症状に応じてアイシングや休養を取り入れる

「運動のあとに膝の下がズキズキする」という場合は、患部を休ませることも大切です。医療機関の情報では、痛みの緩和を目的としてアイシングが行われることがあるとされています。また、スポーツによる負担を減らすことで痛みが軽くなる場合もあるようです。ただし、冷やせばオスグットそのものが改善するという意味ではありません。症状に合わせて取り入れるようにしましょう。(saiseikai.or.jp)

整形外科では症状に応じて画像検査や保存療法を行う

「本当にオスグットなのかわからない」というときは、整形外科で相談する方法があります。膝下の痛みや脛骨粗面の圧痛などを確認したうえで、必要に応じてレントゲンやMRI、超音波などの画像検査が行われることがあると言われています。検査で状態を確認し、運動量の調整やリハビリテーションなど、症状に合わせた保存療法が検討されます。(edogawa.or.jp)

痛みが落ち着いてから段階的に運動へ復帰する

「いつから部活に戻っていいの?」というのも気になるところです。痛みが落ち着いてきたからといって、いきなり以前と同じ練習量に戻すのではなく、体の状態を確認しながら少しずつ運動量を戻すことが大切と言われています。痛みが再び出る場合は負荷を下げるなど、無理をしないことがポイントです。復帰時期や運動内容について迷ったときは、整形外科やリハビリテーションの専門家に相談するとよいでしょう。(fukuokaseikei.com)

引用元:
江戸川病院・メディカルプラザ江戸川「オスグッド・シュラッター病」
済生会「オスグッド・シュラッター病」
福岡整形外科病院「オスグッド・シュラッター病」

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⑤ オスグットは何科?受診の目安と予防方法

小児科 日本のロイヤリティフリーイラスト素材 300点以上 - iStock

膝の痛みが続く場合は整形外科に相談する

「膝の下が痛いけれど、何科に行けばいいの?」と迷うこともあるでしょう。オスグットが疑われる場合は、まず整形外科で相談する方法があります。膝下の痛みや腫れ、脛骨粗面を押したときの痛みなどを確認し、必要に応じてX線やMRI、超音波などの検査が行われると言われています。スポーツの種類や練習量なども伝えると、状態を把握する参考になります。

膝の下が大きく腫れる・強く痛む場合は早めに受診する

「少し痛いだけだから大丈夫」と我慢してしまうケースもあります。しかし、膝下の腫れが目立つ、痛みが強くなっている、運動するたびに痛みが出るといった場合は、無理を続けないほうがよいでしょう。オスグットでは、運動を続けることで症状が悪化することがあると言われています。

痛みで歩けない・膝を動かせない場合は無理をしない

「歩くだけでも痛い」「膝を動かすのがつらい」という状態なら、部活動や運動を続けるのは避けたいところです。オスグットでは、痛みの程度に応じて原因となる活動を変更することが保存療法の一つとして挙げられています。強い痛みがあるときは、自己判断で運動を再開せず、整形外科で相談してみましょう。

太ももや股関節周辺の柔軟性を保つことも予防につながる

予防を考えるなら、膝だけを見るのではなく、太もも周辺の柔軟性にも目を向けたいものです。特に大腿四頭筋の柔軟性低下は、オスグットの発生要因の一つとして挙げられています。また、リハビリテーションでは股関節や足関節を含めて体の動きを確認することもあるようです。痛みがあるときは無理に伸ばさず、状態に合わせて行うことが大切でしょう。

痛みがない状態を確認しながらスポーツの負荷を調整する

「痛みがなくなったから、すぐ元の練習量に戻していい?」という疑問もありますよね。痛みが落ち着いても、いきなり激しい運動に戻すのではなく、体の状態を見ながら負荷を調整することが大切と言われています。運動前のストレッチや、練習量の見直しなどを取り入れ、膝に負担が集中しないよう意識しましょう。痛みが再び出た場合には、運動量を減らすなどの対応を検討してください。

引用元:
済生会「オスグッド・シュラッター病」
江戸川病院・メディカルプラザ江戸川「オスグッド・シュラッター病」
福岡整形外科病院「オスグッド・シュラッター病」

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著者:元原 博史(トラスト整骨院・鍼灸院 院長)
厚生労働省認定・柔道整復師。業界歴15年以上の経験を活かし、腰痛や神経痛などの根本改善に尽力。「心身ともに健康になっていただくこと」をミッションに、ブログでは自宅でできるセルフケアや健康のヒントを発信しています。
【トラスト整骨院・鍼灸院】
住所:兵庫県尼崎市富松町3丁目1−5 第2武庫ビューハイツ103・105号
電話番号:06-7176-8003
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院長 元原 博史

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