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左のおしりが痛い がんの可能性は?考えられる原因と受診の目安を解説
- 左のおしりが痛いときにがんの可能性はある?まず確認したいこと
- 左のおしりが痛いときに考えられる主な原因
- 左のおしりの痛みでがんを疑うときに注意したい症状
- 左のおしりが痛いときの対処法と受診の目安
- 左のおしりが痛い・がんについてよくある質問
① 左のおしりが痛いときにがんの可能性はある?まず確認したいこと
「左のおしりが痛いけれど、もしかしてがんなのでは?」と心配になる方もいるかもしれません。ただ、おしりの痛みがあるというだけで、がんと判断することはできません。筋肉の緊張や腰・骨盤周辺の問題など、がん以外にもさまざまな原因が考えられます。
左のおしりの痛みだけでがんと判断することはできない
左のおしりが痛いからといって、すぐにがんを疑う必要があるとは限りません。痛みの原因には、長時間の座り姿勢や運動による筋肉への負担、腰からくる神経の症状などもあると言われています。
「痛みがある=がん」と考えるのではなく、ほかにどのような症状があるのかを確認することが大切です。
直腸がんなどが進行するとおしり周辺に痛みが出る場合がある
国立がん研究センター中央病院によると、直腸がんでは腫瘍が肛門に近い場合、肛門周辺の痛みとして感じることがあると言われています。また、腫瘍が周囲の神経などに影響すると、臀部や下肢、背中などに痛みを感じる場合もあるとされています。
ただし、大腸がんは早期には自覚症状がほとんどないこともあります。そのため、左のおしりの痛みだけでがんの有無を判断することはできません。
骨や軟部組織の腫瘍でもおしりの痛みや腫れがみられることがある
骨や筋肉などの組織に腫瘍ができた場合も、痛みや腫れがみられることがあります。国立がん研究センターの情報では、軟部肉腫の代表的な症状として、皮下や筋肉の中にできるしこりや腫れが挙げられています。
「おしりにしこりがある」「腫れが続いている」「痛みが少しずつ強くなっている」といった場合は、自己判断で様子を見続けず、医療機関で確認してもらうと安心です。
左のおしりが痛いときは痛む場所・痛み方・続く期間を確認する
「どこが痛いのか」「いつから痛むのか」「動いたときだけなのか、安静にしていても痛むのか」などを整理しておくと、原因を考えるうえで役立ちます。
さらに、血便や便秘・下痢、便が細くなる、残便感などが一緒にみられる場合には、大腸の病気が隠れている可能性も考慮する必要があります。国立がん研究センターでは、こうした症状が大腸がんでみられることがあると説明しています。
「左のおしりが痛い」という症状だけで決めつけず、痛みの変化やほかの症状にも目を向けてみましょう。
引用元:国立がん研究センター中央病院「大腸がんの症状について」
引用元:国立がん研究センター「軟部肉腫〈成人〉」
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② 左のおしりが痛いときに考えられる主な原因

「左のおしりが痛いけれど、がん以外にも原因はあるの?」と気になる方もいるでしょう。実際には、おしりの痛みは神経や筋肉、骨盤周辺の関節など、さまざまな場所が関係して起こると言われています。痛みが出る場所や動作との関係を確認すると、原因を考える手がかりになるかもしれません。
坐骨神経痛によって左のおしりから足に痛みやしびれが出る
「おしりだけでなく、太ももの裏やふくらはぎまで痛い」「足がしびれる」という場合は、坐骨神経が関係している可能性があります。坐骨神経痛では、腰やおしりから足にかけて痛みやしびれが出ることがあると言われています。
腰椎椎間板ヘルニアなどによって神経が圧迫されるケースもあるため、左のおしりから足にかけて症状が続く場合は、整形外科などで相談してみるとよいでしょう。
梨状筋症候群によっておしりの奥に痛みが出る
「腰よりも、おしりの奥が痛い」と感じるなら、梨状筋という筋肉が関係している場合もあります。梨状筋はおしりの深い部分にある筋肉で、その近くを坐骨神経が通っています。
梨状筋に負担がかかって硬くなると、おしりの痛みや太ももの裏のしびれにつながることがあると言われています。特に長時間座っていると症状が強くなるケースもあるため、デスクワークや長時間の運転が多い方は気になるところです。
仙腸関節や腰椎などの問題で片側のおしりが痛むことがある
「左のおしりの上あたりが痛い」「立ち上がるときにズキッとする」という場合には、骨盤の後ろ側にある仙腸関節などが関係していることもあります。
また、腰椎の状態によって神経が刺激され、片側のおしりから足に痛みやしびれが広がるケースもあると言われています。おしりだけを見て判断せず、腰や骨盤、足の症状も合わせて確認することが大切です。
筋肉の緊張や長時間の座り姿勢が痛みにつながることがある
「最近ずっと座りっぱなしだった」「いつも同じ姿勢で仕事をしている」という方は、筋肉への負担が関係しているかもしれません。長時間の座位では、おしり周辺に負担がかかり、痛みや重だるさを感じることがあると言われています。
まずは同じ姿勢を長く続けないようにして、痛みが強くならない範囲で姿勢を変えてみましょう。ただし、痛みが続く場合やしびれなどを伴う場合は、単なる筋肉の疲れと決めつけないほうが安心です。
おしりの痛みにはがん以外にもさまざまな原因がある
「左のおしりが痛い」と聞くと、がんを心配してしまう方もいるでしょう。しかし、実際には坐骨神経痛や梨状筋症候群、腰椎や仙腸関節の問題、筋肉への負担など、がん以外にもさまざまな原因が考えられます。
「痛みがあるから、がんかもしれない」とすぐに結びつけるのではなく、痛みが出たきっかけや場所、しびれの有無、どのくらい続いているのかを整理してみてください。症状が長引く、少しずつ強くなる、日常生活に支障が出ているといった場合には、医療機関で原因を確認してもらうことが大切です。
引用元:徳島県医師会「坐骨神経痛」
引用元:済生会「梨状筋症候群」
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③ 左のおしりの痛みでがんを疑うときに注意したい症状
「左のおしりが痛いけれど、がんの可能性はないのかな?」と不安になることもありますよね。おしりの痛みだけでがんと判断することはできませんが、痛み以外の症状が一緒に出ている場合は、一度医療機関で確認してもらうと安心です。
安静にしていても痛みが続く・徐々に強くなる場合は医療機関へ相談する
「動いたときだけではなく、じっとしていても痛い」「日に日に痛みが強くなっている」という場合は、単なる筋肉の疲れだと決めつけないほうがよいでしょう。
骨にできる腫瘍では、発生した場所の痛みや腫れが症状としてみられることがあり、痛みが続く場合には専門医への相談がすすめられています。
夜間に痛みが強くなる場合は放置せず原因を確認する
「昼間より夜になると痛みが気になる」というケースもあります。ただ、夜間の痛みだけでがんと判断することはできません。
筋肉や関節、神経の問題でも痛みが強く感じられる場合があるためです。一方で、安静にしていても痛みが続く、徐々に悪化しているなどの変化があるなら、原因を確認するために医療機関へ相談してみましょう。
おしりや骨盤周辺にしこり・腫れがある場合は検査を受ける
「おしりに今までなかったしこりがある」「少しずつ大きくなっている気がする」という場合も、放置せず確認しておきたい症状です。
国立がん研究センターによると、軟部肉腫では皮下や筋肉の中にできるしこりや腫れが代表的な症状とされています。痛みを感じにくいこともあるため、しこりや腫れが続く場合は医療機関で相談するとよいでしょう。
血便・便が細い・便通の変化・残便感がある場合は消化器科などへ相談する
左のおしりの痛みに加えて、「便に血がついている」「以前より便が細くなった」「便秘と下痢を繰り返す」「排便してもすっきりしない」といった変化がありませんか?
大腸がんでは、血便や便通の変化、便が細くなる、残便感などがみられることがあると言われています。こうした症状が続く場合には、消化器内科などで相談してみるとよいでしょう。
原因不明の体重減少などを伴う場合は早めに医療機関へ相談する
「食事や運動など、特に思い当たることがないのに体重が減ってきた」という場合も、気になる症状の一つです。大腸がんが進行した場合には、血便や便通異常などとともに体重減少がみられることがあるとされています。
とはいえ、体重減少だけでがんと決めつけることはできません。「左のおしりが痛い」という症状に加えて、しこりや腫れ、血便、便通の変化、原因不明の体重減少などが重なっているなら、自己判断で様子を見続けず、医療機関で原因を確認してもらいましょう。
引用元:国立がん研究センター中央病院「大腸がんの症状について」
引用元:国立がん研究センター「軟部肉腫〈成人〉」
引用元:国立がん研究センター「骨肉腫〈小児〉について」
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④ 左のおしりが痛いときの対処法と受診の目安

「左のおしりが痛いけれど、少し様子を見ても大丈夫かな?」と迷うこともありますよね。痛みが軽く、一時的に出ているだけなら、まずは無理をせず体を休めながら様子を見る方法もあります。ただし、痛みの強さやほかの症状によっては、早めに医療機関へ相談したほうがよい場合もあります。
痛みが軽く一時的な場合は無理をせず経過をみる
「長時間座ったあとだけ痛む」「少し休むと気にならなくなる」というように、痛みが軽く一時的な場合は、無理に運動を続けず、姿勢を変えながら経過をみることも選択肢の一つです。
ただ、「何日も痛みが続く」「以前より痛みを感じるようになった」という変化があれば、単なる疲れだと決めつけないことも大切でしょう。
痛みが強いときや悪化しているときは無理にストレッチをしない
「おしりが痛いから、ストレッチをすれば楽になるかな?」と思う方もいるかもしれません。しかし、痛みが強いときや動かすことで症状が悪化する場合は、無理に伸ばさないほうがよいでしょう。
特に、強い痛みが続いているときは、セルフケアを繰り返すよりも、まず原因を確認することが大切です。
しびれ・筋力低下・歩きづらさを伴う場合は整形外科へ相談する
「左のおしりだけではなく、足までしびれてきた」「足に力が入りづらい」「歩きにくくなった」という場合は、腰や神経などが関係している可能性も考えられます。
このような症状が続く場合は、整形外科などで相談するとよいでしょう。おしりの痛みだけを見るのではなく、腰から足まで症状が広がっていないか確認しておくこともポイントです。
血便や便通異常がある場合は消化器内科・肛門科などへ相談する
「左のおしりが痛いだけだと思っていたけれど、最近血便もある」「便秘や下痢を繰り返すようになった」という場合には、消化器内科や肛門科などへ相談してみましょう。
大腸がんでは、血便や便秘・下痢などの便通異常、便が細くなる、残便感などがみられることがあると言われています。ただし、こうした症状は痔などでも起こるため、症状だけでがんと判断することはできません。
強い痛みや急激な症状の変化がある場合は早めに医療機関を受診する
「今まで気にならなかったのに、急に痛みが強くなった」「痛みだけでなく、しびれや歩きづらさなども出てきた」という場合は、自己判断で長く様子を見ないほうが安心です。
また、血便や便通の変化などが重なっている場合も、早めに医療機関へ相談しましょう。左のおしりが痛いという症状だけでがんを決めつける必要はありませんが、症状の変化をそのままにせず、必要に応じて検査につなげることが大切です。
引用元:国立がん研究センター中央病院「大腸がんの症状について」 国立がん研究センター中央病院
引用元:国立がん研究センター「大腸がん(結腸がん・直腸がん)」 国立がん研究センター がん情報サービス
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⑤ 左のおしりが痛い・がんについてよくある質問

「左のおしりが痛いと、やっぱりがんが心配……」と感じる方もいるでしょう。ここでは、がんとの関係や何科に相談すればよいのかなど、よくある疑問をまとめます。
左のおしりが痛いだけでがんの可能性はありますか?
左のおしりが痛いという症状だけで、がんと判断することはできません。筋肉や神経、腰、骨盤周辺などにも痛みの原因は考えられます。
一方、骨盤や臀部にできた骨・軟部組織の腫瘍によって、痛みやしこりなどがみられる場合もあると言われています。気になる症状が続くときは、自己判断で決めつけず原因を確認しましょう。
左のおしりが痛いときは何科を受診すればいいですか?
「左のおしりが痛いけれど、何科に行けばいいの?」と迷いますよね。腰やおしりから足にかけての痛み、しびれ、動かしづらさなどがある場合は、まず整形外科へ相談する方法があります。
一方、血便や便通の変化、便が細くなった、残便感などが気になる場合は、消化器内科や肛門科などが相談先になります。症状によって適した診療科が異なるため、痛み以外の症状も伝えるようにしましょう。
おしりの痛みが長く続く場合はがんの検査を受けたほうがいいですか?
痛みが長く続いているからといって、必ずがんの検査が必要になるとは限りません。ただ、原因がわからないまま痛みが続く、徐々に強くなる、しこりや腫れがあるといった場合は、一度医療機関で相談してみるとよいでしょう。
骨や軟部組織の腫瘍では、画像検査などを用いて原因を確認することがあると言われています。どの検査が必要かは症状や触診の結果などによって変わります。
左のおしりの痛みと血便がある場合はどうすればいいですか?
「おしりが痛いだけだと思っていたら、血便も出てきた」という場合は、早めに医療機関へ相談しましょう。
大腸がんでは、血便や便通異常、便が細くなる、便が残る感じなどがみられることがあります。ただし、血便は痔などでも起こるため、血が出たからといってがんとは限りません。国立がん研究センターでは、血便などに気づいた場合は消化器科、胃腸科、肛門科などへの相談がすすめられています。
左のおしりが痛くてしこりもある場合は病院へ行ったほうがいいですか?
おしりにしこりがあり、それが続いている場合は、一度医療機関で確認してもらうとよいでしょう。
軟部肉腫では、皮下や筋肉の中にできるしこりや腫れが代表的な症状とされています。ただし、おしりのしこりにはさまざまな原因があり、しこりがあるだけで悪性腫瘍とは判断できません。大きさの変化や痛みの有無なども含めて相談してください。
左のおしりが痛いけれど、痛みが改善しない場合はどうすればいいですか?
「休んでも痛みが変わらない」「少しずつ痛みが強くなっている」という場合は、長期間そのままにせず、医療機関へ相談しましょう。
特に、しびれや足の動かしづらさ、しこりや腫れ、血便、便通の変化などが加わっている場合は、痛みだけを見て判断しないことが大切です。左のおしりが痛いという症状には、がん以外にもさまざまな原因が考えられます。症状が改善しないときは、原因を確認して適切な検査や対応につなげていきましょう。
引用元:国立がん研究センター中央病院「大腸がんの症状について」
引用元:国立がん研究センター「大腸がん(結腸がん・直腸がん)について」
引用元:国立がん研究センター希少がんセンター「軟部肉腫」
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